訪問診療(在宅医療)とは
訪問診療とは、医師が定期的にご自宅を訪問し、診察します。病院と同じようにお薬の処方箋をお渡しします。必要に応じて、緊急時の往診を行い、入院が必要な際には、入院先の病院への紹介を行います。
まずは現在のかかりつけの治療医にご相談ください。
天草まつもとクリニックの 訪問診療


最期までご自宅で過ごしたい方、
また、一時的にでもご自宅で過ごしたい方(最期は入院を希望)、
どのような方であっても、可能な限り、
ご本人の病状とご家族の希望に合わせたケアを提供します。
腹水や胸水貯留に対しては、
腹腔穿刺や胸腔穿刺もご自宅で行うことができます。
対応可能なこと
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腹腔穿刺
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胸腔穿刺
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酸素投与
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喀痰吸引
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点滴
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麻薬投与
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褥瘡治療
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ワクチン投与
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エコー検査
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血液検査
※その他対応診療あり
対象となる方

- ご自宅で療養を行なっておられ、通院が困難な方
- 施設にご入所され、通院が困難な方
- 通院困難のため、ご家族が薬のみを取りに行かれている方
診療エリア

当院(天草市南新町7-1)から
半径16km圏内に対応しております。
開始までの流れ
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STEP01
まずはご相談
入院中・通院中の病院の主治医または担当のケアマネージャー、地域医療室へのご相談ください。
訪問診療希望の旨を伝え、まずご相談ください。
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STEP02
当院へご連絡ください
当院まで直接、お問い合わせいただいても構いません。
訪問診療希望の旨をご連絡ください。
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STEP03
紹介状の提出
紹介状のご用意をお願いします。
現在の主治医の先生に、紹介状の作成をお願いしてください。
事前手続き
画面の予約
お電話で、初回面談の日時をご予約いただきます。
0969-24-5100 ( 診療日の受付時間内に承ります )面談
医師または看護師が面談でご病状を伺い、
訪問の頻度や曜日などを調整します。
面談時お持ちいただくもの
健康保険証、介護保険証、紹介状など
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事例1
心不全と認知症がひどく、自宅から外出できなかったAさん。
奥様が居宅介護支援事業所のケアマネージャーさんに相談し、当院へ紹介。
訪問診療による状態チェックと薬の処方により症状が楽になりました。 -
事例2
脳出血後の後遺症で誤嚥性肺炎を繰り返し、病院に1年も入院していたBさん。気管切開と胃ろう、喀痰の吸引が必要な状態でした。病院の主治医と医療連携室に娘さんが相談に行き、当院へ紹介。現在はご自宅で生活をされております。毎日ヘルパーさんが手伝いに来られるのでご家族の負担も軽減されておられるようです。
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事例3
外来に薬をとりに来られなかった患者さんを心配して、ご家族からケアマネージャーに相談があり、訪問診療の依頼がありました。お薬も定期的な確認ができるようになりました。
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事例4
進行がんで化学療法を行っておられたDさん。病状が進行し、どうにか病院ではなく自宅に帰りたいとのこと。家族も同意され、病棟のスタッフや主治医の先生が率先して患者さんの希望をかなえてあげたいと当院へ紹介いただきました。疼痛コントロールのモルヒネ皮下注を継続し、自宅での生活を続けました。
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事例5
入院していた病院を突然退院となったが食事もできない状態であるとのことで、ご家族から直接当院へ連絡がありました。これまでの経過を十分にお聞きして、関係者より情報を収集し、在宅にて抗生剤の点滴治療が開始できました。
訪問診療開始
初回訪問は翌日以降、
定期訪問は基本月2回いたします。
ご本人・ご家族・担当のケアマネージャーさん、医師、看護師さんからのご相談お待ちしております。